ダーウィン・ヌニェス、リバプール退団へ – 2026年W杯に向けて出場機会を求める

リバプール所属のウルグアイ代表FWダーウィン・ヌニェスが、今夏の移籍市場でクラブを離れる意向を固めたと報じられています。2026年FIFAワールドカップが約1年後に迫る中、より多くの出場機会を求めての決断です。

英紙『ガーディアン』によると、ヌニェスはこの夏、ヨーロッパのビッグクラブからのオファーを受け入れる準備ができているとのこと。 彼はすでに、アンフィールドで重要な役割を担う選手ではなくなったという現実を受け入れています。

さらにリバプールは、約1億1,500万ポンドでフロリアン・ヴィルツの獲得を決定的としており、来季以降のヌニェスの出場機会はさらに減少すると見られています。

2022年にベンフィカからクラブ史上最高額となる8,500万ポンドで加入したヌニェスですが、期待に応える活躍はできませんでした。この3シーズンで公式戦わずか40得点にとどまっており、リバプール側も移籍に前向きな姿勢を示しています。

新指揮官のアルネ・スロット監督も、チーム再建に向けてヌニェスを放出し、移籍金を新戦力獲得のための資金に充てる意向です。

ナポリが最有力候補、コンテ監督も熱望

移籍先として最も有力視されているのがイタリアのナポリです。『コリエレ・デロ・スポルト』の報道によれば、リバプールはヌニェスに対して5,000万ポンドの値札を掲げており、ナポリとの間ですでに交渉がスタートしているとのこと。

ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督も、来季のスクデット防衛に向けてストライカー補強を熱望しています。『ラ・レプッブリカ』は、コンテ監督がヌニェスに強い関心を持っており、クラブも移籍を後押ししていると報じています。

ナポリの補強計画としては、ストライカーのほかにもウイングの獲得を目指しており、ヌニェスの加入が実現すれば攻撃力はさらに強化されることになるでしょう。

なお、ヌニェスのリバプールとの契約は 2028年6月末まで 残っていますが、本人もイタリア移籍に前向きであり、今夏の動向から目が離せません。