レアル・マドリードがリバプールDFコナテ獲得へ本格始動|次なる大型補強はフランス代表CB
レアル・マドリード、リバプールDFイブラヒマ・コナテ獲得に動く
レアル・マドリードは、この夏の移籍市場でリバプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテの獲得を本格的に検討していると報じられています。トレント・アレクサンダー=アーノルドをフリートランスファーで手中に収めたばかりのレアルですが、さらに守備陣の強化を目指して動き出しました。
契約延長が進まないリバプールとコナテ
現在24歳のコナテは、リバプールとの契約が**来シーズン終了時(2026年夏)**に切れる見込みです。リバプール側はすでに契約延長交渉を進めていますが、給与面での折り合いがついておらず、未だに新契約にはサインしていません。
この状況に目を付けたのがレアル・マドリードです。レアルは近年、契約満了間際の実力派選手をフリーまたは格安で獲得する戦略を積極的に採用しています。
実際、これまでにも
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キリアン・エムバペ(PSG)
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アントニオ・リュディガー(チェルシー)
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ダビド・アラバ(バイエルン)
といった世界的スターをフリートランスファーで獲得することに成功してきました。
リバプール側は警戒、トレントに続く“ゼロ円移籍”を恐れる
英紙『マルカ』によると、リバプール首脳陣は**「アレクサンダー=アーノルド事件の再来」**を強く警戒しているとのこと。主力選手が契約満了を迎え、移籍金ゼロでレアルに引き抜かれるのは避けたいところです。
とはいえ、コナテ本人はキャリアの絶頂期に差し掛かる年齢(来シーズン終了時に27歳)を迎えるため、より高待遇やタイトル獲得のチャンスを求めるのも自然な流れです。
コナテのパフォーマンスと経歴
2021年夏にRBライプツィヒから3,600万ポンドで加入したコナテは、序盤こそ怪我に苦しみましたが、徐々にプレミアリーグのスピードに適応。リバプールではフィルジル・ファン・ダイクとともに鉄壁のセンターバックコンビを築いてきました。
昨季は公式戦42試合に出場し2得点を記録。リバプールのプレミアリーグ優勝に大きく貢献しています。
レアル・マドリードの補強方針と今後の展望
レアル・マドリードは現在、若手と経験豊富な実力者を融合させた“次世代王朝”の構築を進めており、コナテのような年齢と実力のバランスが取れた選手は理想的な補強ターゲットと言えるでしょう。
この夏、コナテがリバプールと契約延長に合意できなければ、レアル・マドリードによる正式オファーが届く可能性は十分にあります。
